歯周病治療 あなたの疑問にお答えします

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症状から探す治療方法(23トピックス)

最近、食べ物が歯の間にはさまるのですが?
歯周病が進むと歯ぐきが下がって隙間ができることがあります。
歯に食べ物がはさまりやすくなったら、歯周病の疑いがあると考えてもいいでしょう。

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歯ぐきが腫れて痛むのですが、医者にかかったほうがいいのでしょうか?
歯周病の初期には、歯ぐきが腫れることがあります。
歯肉が炎症をおこしている段階で治療すれば簡単な治療ですむので一度受診されることをお勧めします。

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口臭が気になるのですが?
歯垢や歯石がついている、大きなむし歯がある、舌苔がついている、蓄膿症、胃腸の病気、内臓の病気、がん、歯周病などが考えられます。
ただ、唾液は細菌を殺したり、洗い流したりしてくれますので、朝起きた時や空腹時、ストレスを感じる時など唾液が減少する時に口臭が起きるのは生理的な現象です。

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口臭が気になるのですが?
歯ぐきを指で押すと膿のようなものが出るのですが、これは歯周病ですか?
腫れた歯肉の部分を押すと膿や血液、あるいはネバネバした粘液が出てくる場合、その歯肉の下の部分に歯石がついている場合が多いようです。
歯ぐきの下の部分の歯石は普段の歯みがきでは取れません。受診していただいて、歯石をプロのワザで取り除き、ブラッシング指導をさせていただきますので、ぜひマスターしてください。

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歯周病ですか?
前歯が少し長くなった気がするのですが、永久歯でも伸びたりするのですか?
古代人は調理法が限られていたので、固い食べ物を食べなければなりませんでした。その結果、顎が良く発達し、歯がよくすり減りました。
しかし現代人は柔らかくて栄養のあるものを食べるので、顎を良く使わなかったり、歯がすり減らなかったり古代人とは大きく変わっています。歯が長く見えるのは、歯がすり減らないから、あるいは歯周病で歯を支える組織が退縮してしまったからです。

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前歯が少し長くなった気がするのですが
いろいろな歯ブラシがあるので、どれを選べばいいのか悩んでしまします。
まず大きさは上の前歯2本あるいは下の前歯4本分の幅がよいでしょう。
次に毛先ですが先が細かい物がこの頃多くなりました。これはみがき方によっては大変効果的です。また、普通の太さのものは必ず先が丸くカットされているものを選びましょう。
もうひとつ大事なのが密度です。歯みがきは毛先で汚れをこすりとることと、歯ブラシの毛の毛管現象によって汚れを吸い出す作用があります。
毛先が目立って広がらなくても、使用することにより毛先が広がります。普通3週間をめどに取り換えましょう。

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いろいろな歯ブラシ
フロスや歯ブラシは必要ですか?
デンタルフロスや歯間ブラシは歯と歯の隙間の歯ブラシが届かないところもきれいにしてくれます。歳をとると少しずつ歯の間に隙間ができたり、歯茎が伸びてきたようになります。お口の中を清潔に保つためには、お手入れの仕方を工夫して、歯を長く使えるようにしましょう。

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フロスや歯ブラシ
なぜむし歯がなくても、定期健診に来ることを勧められるのですか?
車は故障すると修理屋さんに持っていって直してもらいます。壊れてなくても2年に1回は車検という制度があります。車はちゃんと整備しないで乗っていると事故にあります。
さて、私たちの歯や口も大切な消化管の入り口、身体に栄養や水分を供給する始めの部分です。今のお口の状態をしっかり調べてもらって、予防処置や早めの治療をするために定期検診は絶対に必要です。症状がないイコール健康ではないからです。

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痛いところはないのですが、歯医者にいってもよいのでしょうか?
一般的に歯科医院に行こうとするときは、「歯が痛くて耐えられない」「歯がグラグラしてかめない」など緊急性を伴っていて、緊張感を持って出かける場合が多いようです。
しかし現在ではクリーニングや定期健診など「痛くなくても来院する」患者さんが増えています。歯科医院は「痛くなったところ、だめになったところを治療する場所」から「お口の中を管理するところ、相談するところ」に変わりつつあります。ですから、「歯が汚れただけ」でも「歯科相談」だけで来院されることも構いません。

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痛いところはないのですが
歯みがきの時に血が出ます。今、妊娠中なのですが、治療はできますか?
妊娠中は女性ホルモンの増加などで歯肉が腫れやすくなります。
これは妊婦の40%くらいにみられるといわれています。歯周病が身体に及ぼす影響として、早産や低体重児出産の可能性が挙げられています。適切な治療をうけることにより、そのリスクは減少します。一度、受診をおすすめします。

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妊娠中
歯周病にかかっていると低体重児出産、早産、流産になりやすいのでしょうか?
母親が歯周病にかかっている場合に、その病原菌によって胎児の成長が阻害されることがあります。その結果月が満ちて生まれているにもかかわらず、小さな赤ちゃんが生まれます。また出産の時期はプロスタガランジンという物質によって調節されていますが、歯周病にかかっていると、このプロスタグランジンが増え、出産時期に変調をきたしてしまいます。これまで流産の原因は遺伝的な素因を重視してきましたが、これからは感染についても注意が必要です。

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歯周病が狭心症や心筋梗塞を引き起こすと聞きましたが、本当ですか?
歯周病の細菌が歯周ポケットから入り、血流に乗って冠状動脈壁まで達し、そこでプラークを形成します。そのプラークが剥離するなどして、血流に乗り、細い血管で血栓をつくることにより、狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患を引き起こすと言われています。

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歯周病が狭心症や心筋梗塞を引き起こす
糖尿病なのですが、歯周病にかかりやすいのでしょうか?
今までは糖尿病の患者さんは歯周病にかかりやすく、しかも治りにくいというのが一般的に言われていましたが歯周病を治すと糖尿病患者の病状が安定したという研究発表もされています。このことは、歯周病と糖尿病がそれまでいわれていた一方向の影響ではなく、双方向の影響であると考えられます。歯周病で糖尿病の人と歯周病ではないが糖尿病の人を比べると、心臓血管系疾患のリスクは前者の方が高いというデータもありますから、歯周病は歯の寿命だけではなく、生命そのものの鍵となりかねません。

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歯周病が原因で肺炎になることがあるのですか?
高齢者の方は歯周病の細菌を誤嚥することで肺炎を引き起こしやすことがわかってきました。歯の喪失と骨密度の減少との間には互いに関係があることが報告されています。

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歯周病が原因で肺炎?
歯周病と骨粗鬆症も関係があるのですか?
歯周病にかかることによってできるサイトカインの中には骨代謝に影響を及ぼすことがあり歯の喪失と骨密度の減少との間には互いに関係があることが報告されています。

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歯周病と骨粗鬆症
たばこを吸っていることと、歯周病は関係があるのですか?
たばこが肺がんや舌がんなどの口腔がんに関わっているということは以前からよく知られています。
クローズアップされてきました。たばこに含まれるニコチンがお口の中の粘膜の血管を収縮させることにより、歯肉の血流が悪くなり、十分な栄養や酸素が行き渡らなくなり、歯肉の細菌に対する抵抗力が落ちてしまします。
また、たばこの煙によって唾液の分泌が少なくなり、歯垢や歯石がつきやすくなります。一般にたばこを吸う人は吸わない人に比べ、3倍も歯周病にかかりやすく、また2倍も多く歯を失っているという報告もあります。また、喫煙本数と比例して歯周病が重症化することもわかっています。

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偏食をしないようにと言われましたが?
歯周病が進んでくると、食べやすいものだけを選んで食べがちになります。偏食をすると自分の歯に適応した噛み方しかできなくなります。好きなものだけを食べていると、食べ物の種類がだんだん減り、もう食べられるものがほとんどなくなったという時には、すでに重症で手遅れになっていたりします。

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食事
ちゃんと噛むことで歯周病が予防できるのですか?
噛むということは消化を助けることです。噛むことによって、反射的に唾液が分泌されて口の中を浄化したり消化を助けたりします。さらに、歯肉や口の中の皮ふを強め、舌の血液の流れをよくします。だから、噛んで食べるということは、口の中の衛生を保ち身体の健康維持に非常に重要なのです。だから、柔らかいものを好んで食べたり、長い間病床に伏していて流動食ばかりを食べている人には、むし歯や歯周病が多くなります。

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ちゃんと噛むことで歯周病予防
噛み合わせが悪いので、歯周病に気をつけるように言われたのですがどうしてですか?
噛む力は歯の根の太さや生える方向、歯の形によって違ってきます。噛み合わせが悪いと骨や歯根膜や歯の根の周りにあるセメント質が破壊され、歯周病の原因となる細菌が侵入しやすくなります。そして、骨や歯根膜やセメント質の破壊が進み、やがては歯周病になり、歯もぐらぐらと動きだします。それがさらに歯の噛み合わせの不調和をひどくさせてしまうという悪循環になってしまいます。

関連する項目歯周病ってどんな病気? 歯周病の症状と進み方

リズム良く噛むといいと聞きましたが、どうすればよいのでしょうか?
痛いところや歯が抜けてしまったところがあると、意識的にかばおうとして噛み方のリズムが狂います。特に歯周病になって多くの歯が動いている状態では、噛み方が以前とは違ってきます。歯を支えている組織が破壊され、力がだんだん入らなくなるからです。その状態が長く続くと、骨や歯根膜や筋肉までもが衰えてしまいます。脳への伝達もにぶくなって、顔に張りがなくなってきたり俗に言う老化現象が現れてきたりします。

関連する項目歯周病ってどんな病気? 歯周病の症状と進み方

リズム良く噛む
治療後の定期健診はなぜ必要なのですか?
歯周病の治療中や治療終了後は歯周病菌が非常に少なくなっています。
はじめのうちはブラッシングも非常に注意していますが、時間とともにだんだんおろそかになっていく場合もあり、再び歯周病菌が増殖し再発してしまうことになりかねません。そこで、定期的に検診を受け、お口の健康を守ることが必要になってきます。

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歯周病で手術をすることがあるのですか?
外側からでは取りきれない歯石を、歯ぐきを切開して取り除いたり、歯周病治療後に残る深い歯周ポケットをプラークが溜まりにくくなるように、浅くする手術があります。これは、歯周病の中等度から重度の方向けの治療になります。

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歯周外科治療
歯周外科治療について教えてください。
歯ぐきの奥にあるプラークを取り除くフラップ手術と歯周病の再発を防ぐために歯周ポケットを浅くし、プラークが溜まりにくい環境をつくる治療法があります。歯周ポケットを浅くする方法には骨を切除する切除療法と骨を増やす再生療法があり、それぞれのメリット・デメリットを考え合わせて、歯科医とご相談の上、治療にかかられると良いでしょう。

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